☆ヤブラン(藪蘭)☆

ユリ科の多年草。本州の関東以西、四国、九州の林下に生える。
高さ三〇〜五〇センチメートル。根は黄白色で連珠状。
葉は根生し広線形で長さ三〇〜六〇センチメートル。
夏から秋にかけ、ごく小さな紫色の六弁花を球状に密集した花穂をつける。
球根は煎(せん)じて解熱 痰(きょたん)薬にされる。