ヒナゲシ(ポピー)
神話&伝説
中国の戦国時代、漢と楚が覇を争っていた頃
楚の勇将 項羽は、大軍に包囲され落城寸前でした
行動を共にした愛人 虞美人だけでも生き延びて欲しいと考え
逃げるように言います。
虞美人は、「項羽のいない世に 生きていたくありません」
と答え自害します
その後ヒナゲシの美しい花が咲きそのため人々はこの花を
「虞美人草(ぐびじんそう)」と呼んだそうです

夏目漱石は、小説のタイトル名で悩んでいました
花屋さんで見た 「虞美人草」があまりにも小説のイメージにピッタリ
それで小説のタイトルを「虞美人草」と名づけました

ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来しました。
細長い花弁がす〜と伸び その先に薄紙のような花を咲かせる
春風にユラユラ 春のイメージにピッタリ

花言葉
心の平静 慰め

解説
ケシ科の2年草
漢名・・・・麗春花・虞美人草。ポピー 
原産地・・・・ヨーロッパ アジア
開花期・・・・・4月〜6月
花色・・・・・・・紅 白 オレンジ 黄 
葉の形・・・・・互生 深裂
草丈・・・・・・・30cm〜70cm

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