リンドウ(竜胆)
神話&伝説
昔、修行者 役小角(えんのおづぬ)が日光の奥山で
リンドウの根の時効を発見したという伝説(二荒縁起)があります
役小角が山道を歩いていると一匹のウサギが雪の中から現れ
リンドウを雪から掘り出しなめていました
ウサギは、主人が病気なのでリンドウを探しているのだと答え走り去って行きます
役小角は、試しに病人に飲ませると優れた効き目があり
「二荒神のお告げに違いない」と確信します
それ以降 日光では、リンドウが霊草になったそうです

リンドウは、日本古来から愛され清少納言は、「枕草子」で
「リンドウは、枝ざしなどもむつかしいけど、こと花どものみ霜枯れたるに
いとはなやかなる色あひにてさし出たる」と記しています

群生せず一本ずつ咲く姿と紫のイメージから
「悲しんでいるあなたを愛する」の花言葉が生まれたのでしょう

名前由来
中国名の音読み 根が胆汁のように苦い事から由来

花言葉
強い正義感 的確 悲しんでいるあなたを愛する

解説
リンドウ科 リンドウ属 多年草
別名・・・・・ トウリンドウ
開花期・・・・9月〜11月
原産地・・・・日本 
花色・・・・・・紫紅色 白
葉の形状・・卵形または、波針形で対生 互生
花持ち・・・5日〜10日

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