ヘリオトロープ
神話&伝説
夏目漱石の「三四郎」に香水の名前で登場します
花は、バニラに似た芳香があり気温が低いと香りが強く高気温だと弱くなります
ペルー原産で18世紀の中ごろヨーロッパに伝わり
「恋草の草」 「神様の草」と呼ばれ薬草にされていました
ヘリオトロープの名は、ギリシャ語で「太陽に向かう」の意味です

==ギリシャ神話==
太陽神アポロンとクリュティエは、愛し合っていました
処がアポロンは、レウコトエに恋心を抱き彼女に求愛します
嫉妬したクリュティエは、父親に訴えレウコトエを生き埋めにします
アポロンは、クリュティエの行為を許せず愛が冷めてしまいました
アポロンを愛するクリュティエは、9日間 座り続け太陽の顔を見続けました
とうとう血の気を失いヘリオトロープになりました
太陽が動くと花が動き太陽を見続けています

名前由来
ギリシャ語の「太陽と回転」に由来
太陽の動きとともに、花の向きを変えることから

花言葉
献身的な愛・永久の愛・熱望

解説
ムラサキ科 多年草  
小低木  
和名 キダチルリソウ(木立瑠璃草)
別名  ニオイムラサキ
原産地  ペルー、チリ、エクアドル
草丈   50cm〜60cm
開花 5月〜10月

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